平成28年度安全衛生大会を開催

連日、大変な猛暑が続く中、安全意識の高揚を促進し、労働災害防止を図ることを目的に毎年実施している「福島地区電気工事協同組合安全衛生大会」が、8月2日(火)午後2時から福島県青少年会館において開催されました。 今年の中災防年間標語「健康と安全チェックが作業の基本 しっかり守ってゼロ災職場」と組合が作成した「安全呼称ヨシ 指差呼称ヨシ もう一度確認 ヨシ」を掲げ、大会には組合員及び従業員108名が参加し実施されました。

 

今野政明理事長が主催者挨拶を行い、「常に安全確認を省略することなく、基本ルールの遵守に努め、常に無災害という気持ちで作業に従事してほしい」と述べ、つづいて「本日の特別講演をしっかりと拝聴し、日々の業務と照会、参考にして頂き、会社の安定経営と従業員並びにご家族様を含めた安心な職場環境づくりに努めて頂きたい。」と安全意識の高揚を求めました。

 

続いて、ご来賓の福島労働基準監督署長松野正佳様が、「管内では建設関係の労災事故が増大しており、高所からの転落事故や50歳以上の作業者の資材、段差によるつまずき、転倒災害も多く発生しております。作業現場では、あらゆる危険余地をして頂き良好な職場環境を形成してください。」と述べられました。

 

同じく来賓の、東北電力㈱福島営業所長渡辺隆夫様からは、本年も当組合青年部の提灯取付工事やイルミネーション工事にも触れられ、早朝及び厳寒期の工事に対し、励ましの言葉をいただきました。また、「安全確保は重要課題であり、常に基本ルールが守られているか確認することが大切です。」と述べられました。

 

本年度の特別講演は「事故防止対策について」をメインテーマにし、東北電力㈱福島営業所 五十嵐 功安全主査により、資料と映像をもとに講演が行われました。 講演では、事故を防止するには、「どうしたら事故が起きるか、どうなったら事故になるか、常に、想像、妄想すること」と結論が先に掲げられ、人間の特性をよく理解し、如何にヒューマンエラーを少なくするかが、事故防止については最も重要であるかが説明され、拝聴した組合員皆様も思い込みが事故に大きく関わっていることがよく理解でき、胸に刻んだものと思われます。

 

講演終了後、本年は出席者を代表して福島第一支部の渡辺利和氏(㈲大渡電気)が大会宣言を行い、「労働災害を引き起こす事のないよう、安全確認と点検並びに相互指摘の励行はもとより、常に健康管理に留意し、事故防止に細心の注意を払い努力します。また、絶対に災害事故を発生させることのないよう、全員が一丸となり『災害ゼロ』を達成することを宣言する」と声高らかに宣言した。最後に、参加者全員で大会スローガンを唱和し、今年一年間の災害事故防止を誓い合って閉会しました。

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安全衛生大会を開催

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東北電力(株)五十嵐功安全主査による講演会

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(有)大渡電気渡辺利和氏による大会宣言の様子

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参加者全員でスローガンを唱和